バンコクでは川や運河を走るボートを使えば道路の渋滞を避けられます。また、タイの有名な島の多くへは、フェリー、スピードボート、ロングテールボートでしか行けません。
この記事に掲載している他社の運賃と時刻表は2026年9月に確認したものです。2026年は燃料費の影響でタイのボート運賃が何度も上下したため、すべての数字は目安と考え、出発前に運航会社に確認してください。
バンコクの川と運河のボート
チャオプラヤー・エクスプレス・ボート
チャオプラヤー・エクスプレス・ボート(Chao Phraya Express Boat)は、バンコクの川を走る主要な公共ボートです。各ボートには路線ごとの色の旗が掲げられています。路線によって停まる船着き場が違うため、乗る前に旗の色を確認しましょう。
| 路線(旗の色) | 区間 | 運賃の目安 |
|---|---|---|
| オレンジ | ノンタブリー(Nonthaburi)〜ラーチャシンコーン(Rajsingkorn) | 一律฿18 |
| イエロー | ノンタブリー〜サートーン(Sathorn) | 一律฿23 |
| グリーンイエロー | パーククレット(Pakkret)〜サートーン | 距離に応じて฿16、฿23、฿35 |
| レッド | ノンタブリー〜サートーン | ฿32 |
これらの運賃は運航会社の2026年6月24日付の時刻表によるものです。2026年には運航本数が削減されました。2026年8月に更新されたガイドによると、オレンジ旗のボートは平日のピーク時(ノンタブリー発でおよそ06:00〜07:45と16:00〜18:05)のみの運航で、それ以外の時間帯と週末・祝日はイエロー旗のボートが運航しています。船着き場の掲示板か、ボートの現在位置がわかるアプリ「ViaBus」で確認してください。運航会社の電話番号は02 449 3000です。
乗船券は船着き場の窓口で購入します。Rabbitカードも使えます。旅行者に便利な船着き場は次のとおりです。
- サートーン(セントラル)船着き場(Sathorn):BTSサパーンタークシン駅(Saphan Taksin)のすぐそば。
- ターティアン(Tha Tien):ワット・ポーへの最寄りで、対岸のワット・アルンへの渡し船もここから出ます。2024年4月5日以降、オレンジ旗のボートはワット・アルン船着き場ではなくここに停まります。
- ターチャーン(Tha Chang):王宮の最寄り。
- プラアーティット(Phra Arthit):カオサン地区の最寄り。
- アイコンサイアム(ICONSIAM):同名のショッピングセンターの最寄り。
オリエンタル船着き場(Oriental Pier、N1)は改修のため閉鎖中です。
青旗の観光ボート
青旗の観光ボートは別の会社が運航しており、主な観光スポットに近い船着き場に停まります。2026年8月時点で、1回乗車券は฿40、1日乗り放題パスは฿150(いずれも割引価格)でした。08:30から19:40まで約30分おきに出航し、11:30から19:00まではアジアティーク(Asiatique)まで延長運航しています。サートーンからプラアーティットまでは約30分です。
電動ボートと渡し船
タイ・スマイル・ボート(Thai Smile Boat、旧MINE Smart Ferry)は、チャオプラヤー川で3つの路線の電動ボートを運航しています。メトロライン(Metro Line)は2026年1月5日に運航を再開しました。
旅行者が最もよく使う渡し船は、ターティアンからワット・アルンへの便です。運賃は฿5.5(現金のみ)で、05:00から19:00まで約10分おきに出ています。
センセープ運河ボート
センセープ運河(Khlong Saen Saep)のボートは、道路が渋滞しているときにバンコク中心部を素早く横断できる手段です。2つの路線があり、プラトゥーナム(Pratunam)で乗り換えます。
- ゴールデンマウント線(Golden Mount):パンファーリーラード(Panfa Leelard)〜プラトゥーナム。
- NIDA線:プラトゥーナム〜ワット・シーブンルアン(Wat Sriboonreung)。
運賃は2026年4月24日から฿16〜26で、軽油価格に連動しています。支払いは船内の車掌に現金で行います。平日はおよそ05:30から19:15〜20:00まで運航し、週末は運航時間が短くなります。便利な船着き場は、パンファーリーラード(民主記念塔、カオサンの近く)、プラトゥーナム、チットロム(Chidlom)、ウィッタユ(Wireless)、アソーク・ペッチャブリー(Asok-Phetchaburi、MRTへの乗り換え)です。
運河の水がはねることがあるので、スマートフォンはバッグにしまっておきましょう。ラッシュ時は、降りる船着き場の手前でボートの端へ移動しておいてください。
島へのフェリー:概要
| 航路 | 船の種類と所要時間の目安 | 1人あたり片道運賃の目安 |
|---|---|---|
| パタヤ(バリハイ)〜ラン島 | フェリー40〜45分、スピードボート15〜20分 | フェリー฿30、スピードボート฿200〜300 |
| バンペー〜サメット島 | フェリー30分、スピードボート15分 | フェリー฿70(往復฿120)、スピードボート฿200 |
| アオタンマチャート(トラート)〜チャン島 | フェリー25〜40分 | 船着き場で確認 |
| ドンサック〜サムイ島 | ラジャフェリー1時間30分、カタマラン45分 | ラジャフェリー฿210 |
| ドンサック〜パンガン島(トンサラ) | ラジャフェリー2時間30分 | ฿280 |
| チュンポン〜タオ島 | カタマラン1時間45分〜2時間、夜行船6時間 | カタマラン฿600〜900 |
| プーケット(ラサダ)〜ピピ島 | フェリー1時間30分、スピードボート50分 | フェリー฿450〜600、スピードボート฿700〜900 |
| アオナン〜ライレイ | 乗り合いロングテールボート15分 | ฿100 |
東部の島:ラン島、サメット島、チャン島
ラン島(Koh Larn)。 フェリーはパタヤのウォーキングストリートの端にあるバリハイ船着き場(Bali Hai)から出ています。乗船券は船着き場脇の売り場で購入します。掲載されている時刻表では、ナバーン船着き場(Na Ban)行きが07:00から18:30まで、ターウェンビーチ(Tawaen)行きが08:00から17:00まで運航しています。出かける前に帰りの最終便の時刻を確認しておきましょう。
サメット島。 ボートはバンペー(Ban Phe)の船着き場からおよそ1時間おきに08:00から17:00まで出ています。最終便よりかなり前にバンペーに着くよう計画してください。全行程についてはパタヤからサメット島への行き方をご覧ください。
チャン島。 フェリーはトラート県レームゴップ(Laem Ngop)近くのアオタンマチャート船着き場(Ao Thammachat)から、島のアオサッパロット(Ao Sapparot)まで運航しています。始発は06:30、最終便は18:30です。現在の旅客運賃と車両運賃は情報源によって異なるため、船着き場で確認してください。パタヤからチャン島への行き方もあわせてご覧ください。
タイランド湾の島:サムイ島、パンガン島、タオ島
サムイ島行きのフェリーはすべて、スラートターニー空港と市街からおよそ60〜70kmのドンサック船着き場(Donsak)から出ています。カーフェリーのラジャフェリー(Raja Ferry)はサムイ島のリパノイ(Lipa Noi)へ、シートラン(Seatran)はナトン(Nathon)へ運航しています。どちらも所要約1時間30分で、05:00から19:00までおよそ1時間おきに出ています。スラートターニー空港からは合計で約2.5〜3時間を見ておきましょう。ラジャフェリーの空港発バス+フェリーのセット券は約฿540〜590です。
ロンプラヤー(Lomprayah)は、ドンサックからサムイ島・パンガン島・タオ島へ、3つの島の間、そしてチュンポンからタオ島へ高速カタマランを運航しているほか、バンコク(ピンクラオ、Pinklao)発のバスとボートのセット券も販売しています。運賃は予約システムlomprayah.comでのみ表示され、支払いはカード、銀行振込、現金、PromptPayに対応しています。サムイ島のメナム(Maenam)からパンガン島のトンサラ(Thong Sala)までは約30分です。バンコクからチュンポン経由でタオ島へ行くバスとボートのセット券は約฿1,000〜1,200です。
タイランド湾は10月から12月にかけて最も海が荒れ、欠航が起こりやすくなるため、フライトの前には予備日を1日確保しておきましょう。バンコクからサムイ島への行き方もご覧ください。
アンダマン海側:ピピ島、ライレイ、ランタ島
ピピ島。 プーケットからは、ラサダ船着き場(Rassada Pier)からトンサイ(Tonsai)行きのボートがおよそ08:30から15:00の間に出ているため、夕方にプーケットに到着する場合は、まずプーケットで1泊する計画にしましょう。クラビからは、クラビタウンから約4kmのクロンジラッド船着き場(Klong Jilad Pier)からボートが出ており、所要1〜1.5時間です。外国人の大人は国立公園入園料฿400(子ども฿200)がかかり、これはボートの乗船券には含まれていません。バンコクからピピ島への行き方もご覧ください。
ライレイ(Railay)。 ライレイには道路が通じていないため、誰もがロングテールボートで訪れます。アオナン(Ao Nang)からの乗り合いボート(約15分、1人฿100)は08:00から18:00まで運航し、1隻に8〜10人が乗ります。夜間の便は料金が高くなります。クラビタウンのチャオファー船着き場(Chao Fah)からは約45分ですが、雨季は運航していません。
ランタ島。 ランタ島へは、今も車やバンが車両フェリーで渡っています。本土から島へ架かる橋の契約は2026年8月31日に締結される予定で、開通は2029年の見込みです。バンコクからランタ島への行き方もご覧ください。
ロングテールボート、スピードボート、乗船券
ロングテールボートを貸し切る場合は、乗る前に料金と帰りの時間を決めておきましょう。2026年のクラビでは、貸し切りのロングテールボートは半日で約฿2,500〜3,500、1日で約฿4,500〜6,500でした。スピードボートは時間を節約できますが、フェリーより料金が高くなります。
フェリーの乗船券は、船着き場の窓口で買うか、特に混雑する時期は運航会社で事前に予約しましょう。12Goなどの代理店では、列車、バス、フェリーのセット券も販売しています。
船着き場までの移動
Smile Taxi Serviceは、ドア・ツー・ドアで送迎します。料金は1台あたり(1人あたりではない)の片道定額料金で、高速道路料金込みです。乗客が1人でも満席でも料金は同じです。セダンは乗客3人・荷物2個まで、SUVは乗客5人・荷物4個まで、バンは乗客7人・荷物5個まで乗れます。
| ルート(片道) | セダン | SUV | バン |
|---|---|---|---|
| スワンナプーム国際空港 → パタヤ(ラン島方面) | ฿1,200 | ฿1,500 | ฿1,800 |
| スワンナプーム国際空港 → バンペー船着き場(サメット島方面) | ฿1,800 | ฿2,100 | ฿2,600 |
| バンコク → バンペー船着き場(サメット島方面) | ฿2,000 | ฿2,300 | ฿2,800 |
| パタヤ → バンペー船着き場(サメット島方面) | ฿1,000 | ฿1,300 | ฿1,700 |
| スワンナプーム国際空港 → チャン島 | ฿3,700 | ฿4,000 | ฿4,600 |
| パタヤ → チャン島 | ฿3,000 | ฿3,600 | ฿4,000 |
| プーケット国際空港 → アオナンビーチ(ライレイ方面) | ฿2,200 | ฿2,400 | ฿3,000 |
逆方向の料金も同じです。ただしバンペー船着き場 → パタヤのみ、฿1,200(セダン)、฿1,500(SUV)、฿1,800(バン)となります。
Smile Taxi Serviceでチャン島へ、またはチャン島から移動する場合、カーフェリー代として1人฿80と車1台฿120が別途かかります。空港でのお迎えには、実際の着陸時刻から60分の無料待機が含まれます。お支払いは到着時にドライバーへ現金(タイバーツ)でお願いします。カードでしか支払えない場合はチームにメッセージを送ってください。PayPalの支払いリンク(手数料5%)をお送りします。お迎えの24時間前まで無料キャンセルです。それ以降のキャンセル・変更は料金の25%(24時間前を過ぎてから)、35%(12時間前を過ぎてから)、50%(2時間前を過ぎてから)、ノーショーは100%で、ドライバーへの現金払いの場合も適用されます(詳細)。
セダンの予約はこちら:スワンナプーム空港からパタヤ、スワンナプーム空港からバンペー船着き場、スワンナプーム空港からチャン島、パタヤからチャン島、プーケット空港からアオナン。セダン・SUV・バンの全ルートと料金もご覧いただけます。一覧にない船着き場へは、WhatsAppまたはLINEでお見積もりをご依頼ください。
公共交通機関ははるかに安く、荷物が少ない旅行者に向いています。バンコクのエカマイ・バスターミナル(Ekkamai)からバンペーへのロットゥー(ミニバン)は約฿225(3〜3.5時間、荷物スペースは狭め)、チャン島行きの政府系バスは約฿261です。家族連れやグループ、大きな荷物を持つ旅行者には送迎車が向いています。
水上での安全
タイではボートの沈没や衝突による死亡事故が起きています。原因の多くは過積載、整備不良、荒れた海(特にモンスーンの時期)です。
- 定員オーバーに見えるボートや、救命胴衣のないボートには乗らないでください。
- 海を渡る前には天気を確認し、フライトとの乗り継ぎに余裕のない予定は組まないようにしましょう。
- スマートフォン、パスポート、お金は防水バッグに入れておきましょう。
- 水上バイクのレンタル業者に、パスポートを保証として預けることは絶対にやめましょう。
- 緊急連絡先を保存しておきましょう:海事局(Marine Department)1199(24時間)、ツーリストポリス1155、警察191、救急1669。
よくある質問
ラン島へのフェリー代はいくらですか? パタヤのバリハイ船着き場から片道฿30です。所要時間は約40〜45分です。
チャオプラヤー川の観光ボートはいくらですか? 2026年8月時点で、青旗のボートは1回乗車券が฿40、1日乗り放題パスが฿150です。
ピピ島の国立公園入園料はボートの乗船券に含まれていますか? いいえ。外国人の大人は฿400、子どもは฿200を乗船券とは別に支払います。
スラートターニーからサムイ島へはどう行けばいいですか? ドンサック船着き場へ向かいます。ラジャフェリーのカーフェリーは約฿210で所要約1時間30分、ロンプラヤーのカタマランは約45分です。
ワット・アルンへはどうやって川を渡ればいいですか? ターティアン船着き場から渡し船に乗ります。05:00から19:00まで約10分おきに出ており、運賃は現金で฿5.5です。
ボートで緊急事態が起きたら、どこに連絡すればいいですか? 海事局(1199、24時間)またはツーリストポリス(1155)に連絡してください。
船着き場までの定額送迎は、オンラインで予約するか、Smile Taxi ServiceのWhatsAppまたはLINEにメッセージをお送りください。