タイの屋台グルメ入門
タイでは、屋台の食事が毎日の暮らしに溶け込んでいます。通勤途中に屋台で朝ごはんを買い、昼は麺の屋台で食べ、夜はナイトマーケットで友人と待ち合わせる。旅行者にとっても、手軽においしいものを食べられ、地元の人の暮らしぶりにも触れられる最も身近な方法のひとつです。
バンコクのナイトマーケットなら、1人あたり200〜400バーツほどでいろいろな料理を試せます。
ぜひ食べたい屋台料理
定番の食事系
- パッタイ(ผัดไทย): 米麺を卵、豆腐、もやしと一緒に甘酸っぱいタマリンドソースで炒めたもの。エビ入りが多いです。
- ソムタム(ส้มตำ): 東北部イサーン地方の青パパイヤのサラダ。ライム、ナンプラー、パームシュガー、唐辛子とともに臼でつき混ぜて作り、かなり辛いこともあります。
- ガイヤーン(ไก่ย่าง): グリルチキン。ソムタムともち米と一緒に食べるのが一般的です。
- ムーピン(หมูปิ้ง): 豚肉の串焼き。袋入りのもち米と合わせた定番の朝ごはんです。
- パッカパオ(ผัดกะเพรา): 豚ひき肉または鶏ひき肉をホーリーバジルと唐辛子で炒めてご飯にのせたもの。目玉焼きをのせることもよくあります。
- カオパット(ข้าวผัด): 卵入りのチャーハン。肉や魚介は好みで選べます。
麺料理(スープ麺)
- クイッティアオ・ルア(ボートヌードル、ก๋วยเตี๋ยวเรือ): 濃厚で色の濃いスープに米麺が入った小さな器の麺。量が少ないので、二、三杯頼む人も多いです。
- クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว): 日常的に食べられている麺料理。麺の種類、肉、澄んだスープか辛いスープかを選んで注文します。
- トムヤム麺: 辛くて酸っぱいトムヤムスープの麺。伝統的な澄んだスープはトムヤム・ナムサイと呼ばれます。クリーミーなトムヤム・ナムコンはより新しいスタイルで、1980年代に生まれたもので、仕上げにエバミルクやコーヒーフレッシュ(植物性クリーム)を加えます。
- カオソーイ(ข้าวซอย): 北タイのカレー麺。スープの中に柔らかい卵麺が入り、上に揚げ麺がのっています。チェンマイで探してみてください。
スイーツとドリンク
- カオニャオ・マムアン(マンゴーともち米、ข้าวเหนียวมะม่วง): 甘いもち米にココナッツクリームと生のマンゴーを添えたもの。
- タイティー、ココア、フルーツジュース: 甘い冷たいドリンクです。
2026年の屋台料理の値段
| 料理 | バンコクのナイトマーケットでの目安 |
|---|---|
| ボートヌードル | 1杯20〜40バーツ |
| ソムタム | 40〜60バーツ |
| エビ入りパッタイ | 80〜150バーツ |
| ガイヤーン(グリルチキン) | 60〜120バーツ |
| 川エビのグリル | 150〜250バーツ |
| カオニャオ・マムアン | 60〜100バーツ |
| タイティー、ココア、ジュース | 35〜69バーツ |
これらの値段は2026年6月に報告され、2026年9月に確認したものです。値段は屋台ごとに異なり、時期によっても変わるので、注文する前に確認してください。
都市別・屋台グルメのおすすめエリア
バンコク
- ヤワラート(Yaowarat、チャイナタウン): 毎晩18:00頃から深夜0時まで屋台が並びます。最寄り駅はMRTワットマンコン駅(Wat Mangkon)です。
- トレイン・ナイトマーケット・ラチャダー(Train Night Market Ratchada): 2026年3月27日にエスプラネード・ラチャダーピセーク(Esplanade Ratchadaphisek)の裏手で再オープンしました。毎日17:00〜翌01:00の営業で、MRTタイ文化センター駅(Thailand Cultural Centre)の3番出口の近くです。
- ジョッドフェアーズ・ラチャダー(Jodd Fairs Ratchada): ラチャダーピセーク通り129番地。毎日17:00〜翌01:00の営業で、MRTタイ文化センター駅の4番出口から歩いて数分です。
- タラート・ロットファイ・シーナカリン(Talad Rot Fai Srinakarin): 元祖「鉄道市場」で、シーコン・スクエア(Seacon Square)裏手のシーナカリン通りソイ51にあります。木曜〜日曜の17:00〜翌01:00の営業。MRTイエローライン、スアンルアン・ラーマ9駅(Suan Luang Rama IX)の1番出口が入口に通じています。
- オートーコー市場(Or Tor Kor Market): 600を超える店が入る屋内市場で、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットの向かいにあります。一般的な市場より値段は高めです。最寄り駅はMRTカムペーンペット駅(Kamphaeng Phet)。毎日早朝から夕方の早い時間まで営業し、08:30頃にはすべての店が開きます。チャトゥチャックが開く週末はとても混雑します。
- クロントイ市場(Khlong Toei Market): バンコクの大きな生鮮市場で、夜明け前がいちばんにぎわいます。09:00前に行き、濡れてもかまわない靴で出かけましょう。MRTクイーン・シリキット駅(Queen Sirikit)から歩いて約4分です。
古いガイドには、すでに閉鎖した市場がまだ載っていることがあります。ジョッドフェアーズ・ラーマ9(Jodd Fairs Rama 9)、ザ・ワン・ラチャダー(The One Ratchada)、タラート・ネオン(Talad Neon)、アートボックス(Artbox)、JJグリーン(JJ Green)です。
訪れる価値のある有名店も二軒あります。
- ティップサマイ(Thipsamai): 旧市街のマハチャイ通り313-315番地にある本店は、卵で包んだパッタイで知られています。料理は60〜100バーツほど。営業時間は09:00〜深夜0時で、毎週火曜日は定休日です。アイコンサイアム(ICONSIAM)とサイアム・パラゴン(Siam Paragon)の支店は10:00〜22:00の営業です。
- ジェーファイ(Jay Fai): 中華鍋ひとつで屋台料理を作る料理人で、『ミシュランガイド タイ 2026』で一つ星を維持しています。
チェンマイ
- サンデー・ウォーキングストリート(Sunday Walking Street): ターペー門(Tha Phae Gate)から始まり、旧市街を通るラーチャダムヌーン通り(Ratchadamnoen Road)を西へ延びています。日曜の16:00〜17:00頃から22:00〜23:00頃までの開催です。土曜の市より食べ物の屋台が多く、19:00頃からはラーンナーの音楽と踊りも始まります。
- サタデー・ウォーキングストリート(Saturday Walking Street): チェンマイ門の交差点からウアライ通り(Wualai Road)沿いに、土曜の17:00頃から23:00頃まで開かれます。こちらは比較的落ち着いた雰囲気で、銀細工職人の街を通り抜けます。
チェンマイで探したい郷土料理はカオソーイです。北への移動については、ガイド「バンコクからチェンマイへの行き方」をご覧ください。スワンナプーム国際空港からチェンマイまでのSmile Taxi Serviceの専用車送迎は、セダン7,500バーツ、SUV 8,500バーツ、バン10,000バーツです(スワンナプームからチェンマイまでのセダンを予約する)。
10月のプーケット:ベジタリアン・フェスティバル
2026年のプーケット・ベジタリアン・フェスティバル(九皇爺祭、Nine Emperor Gods Festival)は10月10日から18日まで開催され、入場は無料です。プーケット・オールドタウンのジュイトゥイ廟(Jui Tui Shrine)で幕を開け、街頭の行列は朝早く、06:00〜08:00頃に出発します。この九日間は、多くの屋台で「ジェー(เจ)」料理が売られます。ジェーは菜食よりも厳格で、肉、乳製品、卵、酒を口にせず、香りの強い五つの野菜(ニンニク、タマネギ、エシャロット、ニラ、ネギ)も使いません。ジェー料理の屋台には、赤い文字の入った黄色い旗が掲げられています。訪れる人は白い服を着て、爆竹に備えて耳栓を持っていくことがすすめられています。南への移動については、ガイド「バンコクからプーケットへの行き方」をご覧ください。プーケットでは、終日の「プーケット・ツアー」で最大10時間、専属ドライバー付きの車を利用できます。料金はセダン2,800バーツ、SUV 3,200バーツ、バン3,600バーツ、VIPバン4,100バーツです(ツアー・日帰り旅行を参照)。
屋台で安全に食べるコツ
- 客が多く、注文を受けてから目の前で調理している屋台を選びましょう。
- 水はボトル入りかろ過された水を飲みましょう。
- 市場や屋台のために、小額紙幣を用意しておきましょう。
- アレルギーや食事の制限がある場合は、それを説明したタイ語のメモを持ち歩き、注文する前に見せましょう。
- おなかが弱い人は、まず刺激の少ない料理から始め、辛くしないように頼みましょう。
屋台で使えるタイ語フレーズ
| 日本語 | タイ語 | 発音 |
|---|---|---|
| いくらですか? | เท่าไหร่ | タオライ(tao rai) |
| おいしい! | อร่อย | アロイ(a-roi) |
| 辛くしないでください | ไม่เผ็ด | マイペッ(mai phet) |
| 少しだけ辛く | เผ็ดนิดหน่อย | ペッ・ニットノイ(phet nit noi) |
| ……抜きで | ไม่ใส่ ... | マイサイ ...(mai sai ...) |
| ピーナッツ抜きで | ไม่ใส่ถั่ว | マイサイ・トゥア(mai sai tua) |
| 持ち帰りで | ใส่ถุง | サイトゥン(sai tung) |
「マイペッ」は唐辛子を入れないでほしいという意味ですが、料理によってはある程度の辛さが残ることがあります。
屋台グルメにおすすめの時間帯
- 早朝: クロントイなどの生鮮市場は、09:00前がいちばん活気があります。
- 日中: オートーコー市場は08:30頃にすべての店が開き、ティップサマイは09:00に開店します。
- 夜: ほとんどのナイトマーケットは17:00頃に開きますが、食べ物の屋台の中には19:00頃にならないと開かないところもあります。すべての屋台から選びたいなら、19:00以降に行きましょう。
夕食と一緒にお酒を飲みたい場合、現在は毎日11:00から深夜0時まで酒類を販売できます。14:00〜17:00の販売を禁じていた従来の規制は、2026年5月に恒久的に撤廃されました。仏教の祝日には、商店とほとんどの飲食店で終日お酒を販売できません。次の仏教の祝日は2026年10月26日のオークパンサー(出安居)です。
市場へのアクセス
上で紹介したバンコクの市場のほとんどは、MRTの駅の近くにあります。スワンナプーム国際空港からバンコク市内のホテルまでのSmile Taxi Serviceの送迎は、セダン600バーツ(最大3名)、SUV 800バーツ(最大5名)、バン1,100バーツ(最大7名)です。ドンムアン空港からは600、800、1,000バーツです。料金は1台あたり(1人あたりではない)の片道定額料金、高速道路料金込みで、空港でのお迎えには60分の無料待機が含まれます。予約はスワンナプームからバンコクまでのセダン、スワンナプームからバンコクまでのSUV、スワンナプームからバンコクまでのバン、ドンムアンからバンコクまでのセダンからどうぞ。全ルートの料金一覧もご覧いただけます。
1日で複数の市場や街を回りたいなら、終日の「バンコク・ツアー」で最大10時間、専属ドライバー付きの車を利用できます。料金はセダン2,700バーツ、SUV 3,000バーツ、バン3,700バーツ、VIPバン4,000バーツです。詳しくはツアー・日帰り旅行をご覧ください。
お支払いは、到着時にドライバーへ現金(タイバーツ)で。カードでしか支払えない場合は、スタッフにメッセージを送ればPayPalの支払いリンク(手数料5%)をお送りします。お迎えの24時間前まで無料キャンセルが可能です。それ以降のキャンセル・変更は料金の25%(24時間前を過ぎてから)、35%(12時間前を過ぎてから)、50%(2時間前を過ぎてから)、ノーショーは100%で、ドライバーへの現金払いの場合も適用されます(詳細)。
緊急連絡先
- 警察・一般的な緊急通報: 191
- ツーリストポリス: 1155
- 救急医療・救急車: 1669
- 消防: 199
よくある質問
2026年のバンコクで、屋台料理はいくらくらいかかりますか? ナイトマーケットでは、エビ入りパッタイが80〜150バーツ、ソムタムが40〜60バーツ、ボートヌードルが1杯20〜40バーツほどです。いろいろな料理を試すなら、1人あたり200〜400バーツほどを見込んでおきましょう。
屋台グルメは何時ごろに行くのがよいですか? ナイトマーケットには、すべての食べ物の屋台が開く19:00頃以降に行きましょう。ヤワラートは18:00頃から深夜0時までです。
2026年に営業しているバンコクのナイトマーケットはどこですか? トレイン・ナイトマーケット・ラチャダーとジョッドフェアーズ・ラチャダーは毎日17:00〜翌01:00、タラート・ロットファイ・シーナカリンは木曜〜日曜の営業です。ジョッドフェアーズ・ラーマ9とザ・ワン・ラチャダーは閉鎖しました。
食べ物で体調を崩したら、何番に電話すればよいですか? 救急医療は1669、ツーリストポリスは1155に電話してください。