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タイの建築の驚異

タイの建築をいちばん理解しやすい場所はバンコクです。王宮の殿舎、金色に輝く寺院、陶磁器で飾られた仏塔、そして高さ314mの超高層ビルが、少し移動するだけで回れる距離に集まっています。このガイドでは、まずタイの寺院の見方を説明し、そのうえでバンコクとその周辺で特に見ておきたい建築を、2026年9月時点の開館時間と料金とともに紹介します。

早見表:バンコクの建築スポット

スポット 開館時間 大人料金(外国人) 見どころ
王宮とワット・プラケオ 毎日08:30〜16:30(チケット販売は15:30まで) 約500バーツ 王宮の殿舎、金色の寺院
ワット・ポー 毎日08:00〜夕方の早い時間まで 約300バーツ 全長46mの涅槃仏
ワット・アルン 毎日08:00〜18:00(最終入場は17:30ごろ) 約200バーツ 陶磁器で飾られたプラーン
キングパワー・マハナコーン スカイウォーク 毎日10:00〜00:00(最終入場23:00) 約1,000〜1,200バーツ 高さ314mのタワーにあるガラスの床
ジム・トンプソンの家 毎日10:00〜17:00 約250バーツ タイの伝統的な木造家屋
ムアンボーラン(古代都市) 毎日09:00〜19:00(チケット販売は18:00まで) 施設に確認 タイの歴史的建造物の複製

料金と開館時間は2026年9月に確認したものですが、変更されることが多いため、訪れる前にそれぞれの施設で確認してください。

タイの寺院の見方

タイの寺院(ワット)は、それぞれ役割の異なる複数の建物で構成されています。

要素 タイ語名 役割
ウボーソット(ボート) โบสถ์ 得度式を行う本堂で、最も神聖な建物
ウィハーン วิหาร 一般の信者が祈りをささげる礼拝堂
チェディ เจดีย์ 釣鐘形または先のとがった仏塔で、仏舎利などを納めることが多い
プラーン ปรางค์ クメールに起源をもつ、丸みを帯びた高い塔
モンドップ มณฑป 聖なる品や経典を納める方形の堂
ホートライ หอไตร 仏教の経典を収める経蔵

屋根: 急勾配で、何層にも重なっています。破風の両端にはチョーファーと呼ばれる反り返った棟飾りが、細い鳥の頭のように立ち上がり、屋根の縁には蛇神ナーガをかたどった装飾が流れ落ちるように続きます。

表面の装飾: 金箔、色ガラスと鏡を組み合わせたガラスモザイク、扉や窓の鎧戸に施された螺鈿(らでん)細工、そしてワット・アルンでは陶磁器の装飾に注目してください。

タイ各地で出会う建築様式

  • クメール様式: 石造りの祠堂の塔で、主に東北部(イサーン)に見られます。プラーンの形はこの伝統から生まれました。
  • スコータイ様式: 頂部に蓮のつぼみの形をのせた、細身のチェディが特徴です。
  • アユタヤ様式: プラーンやチェディを備えたれんが造りの大寺院で、かつての王都には遺跡となったものが数多く残ります。
  • ラーンナー様式: チェンマイやチェンライなど北部の様式で、低く広がる屋根と木彫りが特徴です。
  • ラッタナコーシン様式: バンコクが都となった1782年以降のバンコクの様式で、金、ガラス、鮮やかな色彩をふんだんに使っています。

王宮とワット・プラケオ

旧市街のナープララーン通り(Na Phra Lan Road)に面した王宮(Grand Palace)は、1782年に建てられました。その城壁の内側にあるのが、エメラルド仏を祀るワット・プラケオ(Wat Phra Kaew)です。金色のチェディ、モザイクで覆われた壁、幾重にも重なる屋根が並ぶ光景は、ラッタナコーシン建築の最も華やかな姿といえます。

  • 毎日08:30〜16:30に開いていますが、チケットの販売は08:30〜15:30のみです。
  • 外国人の入場料は500バーツで、シリキット王妃染織博物館(最終入館15:30)の入場も含まれます。身分証を持つタイ国籍の人と、身長120cm未満の子どもは無料です。
  • エメラルド仏を安置する本堂の内部は撮影禁止です。
  • アクセス:MRTブルーラインのサナームチャイ駅(Sanam Chai)1番出口から徒歩約10〜15分、または川船でター・チャーン船着場(Tha Chang、N9)へ。

ここの服装規定は、ワット・ポーやワット・アルンより厳格です。肩、二の腕、ひざを覆い、短パン、短いスカート、袖なしのトップス、ダメージジーンズ、レギンス、体にぴったりした服や透ける服は着用しないでください。入口では、1点につき約200バーツの保証金(返金あり)を預ければ、羽織るものを借りられます。公式情報は王宮の公式サイトで確認できます。

ワット・ポー(涅槃寺)

ワット・ポー(Wat Pho)は王宮の南隣にあります。最もよく知られているのは、全長46mの金色の涅槃仏です。

  • 毎日08:00から夕方の早い時間まで開いています(閉門時刻は情報源によって異なります)。
  • 外国人の入場料は300バーツです(古いガイドにはもっと安い料金が載っています)。
  • アクセス:ター・ティアン船着場(Tha Tien、N8)から、またはMRTサナームチャイ駅から徒歩約10分。

ワット・アルン(暁の寺)

地元でワット・チェーン(Wat Chaeng)と呼ばれるワット・アルン(Wat Arun)は、チャオプラヤー川をはさんでワット・ポーの対岸に立っています。中央のプラーンは高さ約70mで、陶磁器と貝殻で飾られています。

  • 毎日08:00〜18:00に開いており、最終入場は17:30ごろです。
  • 外国人の入場料は200バーツで、タイ国籍の人は無料です。
  • 中央のプラーンは下のテラスまでしか登れません。上部の階段は閉鎖されています。
  • 肩とひざを覆ってください。入口で羽織るものを借りられます。
  • アクセス:ター・ティアン船着場(N8)から出る渡し船は片道1人5.5バーツで、現金のみです。おおむね05:00〜19:00に約10分間隔で運航しています。

2026年10月29日から2027年2月28日までは、ワット・アルンとワット・ポーがバンコク・アート・ビエンナーレの会場にもなるため、境内で現代アートに出会えるかもしれません。

現代のバンコク:キングパワー・マハナコーン

キングパワー・マハナコーン(King Power MahaNakhon)は高さ314mで、外観は小さなブロックをいくつも切り取ったように見えます。スカイウォークには74階の屋内展望フロアと78階の屋外ルーフトップがあり、屋上では広さ63m²のガラスの床が地上310mの高さに設けられています。

  • 毎日10:00〜00:00に営業しており、最終入場は23:00です。
  • 大人は10:00〜15:30が1,000バーツ、15:30〜19:00が1,200バーツです。8〜12歳の子どもと60歳以上のシニアは、同じ時間帯区分で500バーツまたは600バーツです。19:00以降の料金はマハナコーン・スカイウォークのページで確認してください。
  • 住所:114 Narathiwas Ratchanakarin Road, Silom, Bang Rak。BTSチョンノンシー駅(Chong Nonsi)3番出口。

タイの伝統家屋:ジム・トンプソンの家

市の中心部にあるジム・トンプソンの家(Jim Thompson House)は、庭園に建つタイの伝統的な木造家屋で構成された博物館です。高床と急勾配の屋根という、タイ中部に典型的な造りを見ることができます。

  • 毎日10:00〜17:00に開いています。母屋はガイドツアーでのみ見学でき、最終ツアーは17:00に始まります。
  • 大人は250バーツです。10〜21歳は身分証の提示で150バーツ、10歳未満の子どもは無料です。
  • 母屋の内部は写真撮影ができますが、フラッシュ、自撮り、個人を写すポートレート、動画は禁止です。屋内では靴を脱ぎ、20cmを超える荷物はロッカーに預けます。
  • 住所:6 Soi Kasemsan 2, Rama 1 Road。BTSナショナルスタジアム駅(National Stadium)1番出口。詳しくはジム・トンプソンの家の見学案内ページをご覧ください。

ムアンボーラン(古代都市)とエラワン博物館

次の2つの施設はバンコク中心部の外、サムットプラカーン県(Samut Prakan)にあります。往復の移動時間に余裕をもち、車で行く場合は高速道路料金も見込んでおきましょう。

ムアンボーラン(Ancient City / Muang Boran)は、約800ライ(約128ヘクタール)の広さをもつ屋外博物館で、タイ各地の寺院や宮殿などの歴史的建造物の複製が並んでいます。地方ごとの様式を1日で見比べるのに適しています。開園は毎日09:00〜19:00で、チケット販売は18:00までです。所在地は296/1 Moo 7 Sukhumvit Road, Bang Pu Maiで、最寄り駅はBTSケーハ駅(Kheha)です。現在の入場料は施設に問い合わせてください。

エラワン博物館(Erawan Museum)は、建物の上に三つの頭をもつ巨大な象がそびえています。開館は毎日09:00〜18:00で、チケット販売は17:00までです。BTSチャーン・エラワン駅(Chang Erawan、E17)2番出口が最寄りです。

Smile Taxi Serviceのバンコクツアーでは、専用車とドライバーを最大10時間の1日単位で利用できるので、2つの施設を同じ日に回る計画も立てられます。料金は1台あたりの定額で、セダン2,700バーツ、SUV 3,000バーツ、バン3,700バーツ、VIPバン4,000バーツです。バンコク以外の県でのお迎えは500バーツ追加となります。詳しくはSmile Taxi Serviceのツアー・日帰り旅行のページをご覧ください。

バンコクの先へ:アユタヤ、スコータイ、北部

これらの場所の最新の料金と開館時間は確認できなかったため、現地で確かめてください。

Smile Taxi Serviceのバンコクからアユタヤへの送迎は、セダン1,500バーツ、SUV 1,700バーツ、バン2,000バーツです(1台あたりの片道料金、高速道路料金込み)。バンコクからアユタヤへのセダンを予約する。アユタヤからバンコクへの帰りは、セダン1,200バーツ、SUV 1,500バーツ、バン2,000バーツです。アユタヤからバンコクへのセダンを予約する。料金は到着時にドライバーへ現金(タイバーツ)でお支払いください。カードでしか支払えない場合は、スタッフにメッセージをいただければPayPalの支払いリンク(手数料5%)をお送りします。お迎えの24時間前まで無料キャンセルです。それ以降のキャンセル・変更は料金の25%(24時間前を過ぎてから)、35%(12時間前を過ぎてから)、50%(2時間前を過ぎてから)、ノーショーは100%で、ドライバーへの現金払いの場合も適用されます(詳細)。

バンコク建築めぐり1日モデルルート

  1. 王宮とワット・プラケオ: 混雑と暑さを避けるため、08:30の開門後すぐに到着しましょう。
  2. ワット・ポー: 王宮の南側にある入口まで歩きます。
  3. ワット・アルン: ター・ティアン船着場から渡し船に乗り、下のテラスまで登ります。
  4. 昼: 最も暑い時間帯は、ジム・トンプソンの家などの屋内で過ごします。
  5. キングパワー・マハナコーン: 午後か夜に上りましょう。15:30までのチケットのほうが安くなります。

実用的なヒント

  • その日で最も厳しい場所に合わせた服装を。 王宮の規定を満たす服装なら、ワット・ポーとワット・アルンの規定も満たせます。
  • 小額紙幣と硬貨を持ち歩きましょう。 ワット・アルンの渡し船や寺院のチケット売り場は現金払いです。
  • やわらかな光を活かしましょう。 金色の装飾がいちばん美しく見えるのは、早朝と夕方の光です。
  • 「閉まっている」と話しかけてくる見知らぬ人は相手にしないでください。 王宮の外では、トゥクトゥクのツアーを売り込むためにこう言う人がいます。

よくある質問

王宮、ワット・ポー、ワット・アルンの入場料はいくらですか? 2026年の外国人料金は、王宮500バーツ、ワット・ポー300バーツ、ワット・アルン200バーツです。

寺院にはどんな服装で行けばよいですか? 最も厳しい王宮の規定に従ってください。肩、二の腕、ひざを覆い、体にぴったりした服や透ける服は避けます。王宮では、1点につき約200バーツの保証金(返金あり)で羽織るものを借りられます。

ワット・アルンの中央のプラーンには登れますか? 下のテラスまでです。上部の階段は閉鎖されています。

キングパワー・マハナコーンの高さと、スカイウォークの料金は? 高さは314mです。スカイウォークの大人料金は、時間帯によって1,000バーツまたは1,200バーツです。

ムアンボーラン(古代都市)の開園時間は? 毎日09:00〜19:00で、チケット販売は18:00までです。園内は広いので、数時間は見ておきましょう。

専用車とドライバーで建築めぐりの1日を計画したい方は、WhatsAppまたはLINEでメッセージをお送りください。